サンディスク(SanDisk)は10月29日の米国市場引け後に2027年度第1四半期決算を発表しました。売上高は前四半期比23%増の110.3億ドル、非GAAPベースの1株当たり利益(EPS)は49.51ドルで、いずれも予想を上回りました。第2四半期の売上高見通しは122億〜126億ドルで、市場予想を約1%上回るにとどまり、あわせて1株を8株に分割する株式分割を発表しました。SNDKは通常取引中にすでに5.3%下落しており、時間外取引では上昇と下落を行き来しました。
サンディスク2027年度第1四半期決算の主な数字
サンディスクの2027年度第1四半期決算リリースによると、2026年10月2日に終了した四半期の主な数字は次のとおりです。
- 売上高:110.3億ドル、2026年度第4四半期比23%増、前年同期比378%増
- データセンター:48.0億ドル、前四半期比61%増。売上高に占める比率は第4四半期の33%から44%に上昇
- エッジ:58.3億ドル、7%増
- コンシューマー:3億9,700万ドル、29%減
- 非GAAP売上総利益率:85.1%(第4四半期は84.6%)
- 非GAAP営業利益:88.7億ドル、営業利益率80.4%
- EPS:GAAPベースで52.60ドル、非GAAPベースで49.51ドル(第4四半期の非GAAPは39.25ドル)
- 自社株買い:50億ドル、約320万株。2四半期でサンディスクは発行済株式の約4%を買い戻しました
- フリーキャッシュフロー:63.1億ドル。四半期末の現金は51.4億ドル
サンディスクの決算説明資料によると、前四半期比の増収分のうち約40%は価格上昇、60%は出荷量の増加によるものでした。サンディスクは、コンシューマー市場はまだ価格上昇への調整が続いていると述べています。
サンディスクの決算は予想を上回った?
はい、売上高・利益ともに上回りました。Investing.comによると、売上高110.3億ドルはコンセンサス予想の107億ドルを約3%上回り、非GAAP EPS 49.51ドルも予想の47.15ドルを約5%上回りました。売上高はサンディスク自身の見通し(103億〜108億ドル)の上限も超えています。
ただし、上振れ幅は8月より小さくなりました。8月には、2026年度第4四半期の売上高89.7億ドルがLSEG予想を約7%上回っていました。この四半期については2026年度第4四半期決算まとめで解説しています。
サンディスクの2027年度第2四半期の業績見通しは?
- 売上高:122億〜126億ドル。中央値で第1四半期比約12%増
- 非GAAP売上総利益率:84.5%〜85.5%
- 非GAAP EPS:株式分割前ベースで55.00〜57.00ドル。希薄化後株式数は約1億5,100万株
Yahoo Financeによると、売上高の中央値124億ドルはアナリスト予想の122.3億ドルを上回り、EPSの中央値56ドルも予想の53.30ドルを上回りました。売上高の差は約1.4%です。
この差は株価にとって重要です。MEXCのサンディスク2027年度第1四半期決算プレビューでは、業績見通しがコンセンサス予想を10%以上上回った決算ではいずれも翌日にSNDKが上昇し、8%と1%上回るにとどまった2回の決算の後は下落したと指摘していました。今四半期の見通しは後者のグループに入ります。決算説明会で経営陣は、第2四半期の成長は価格と出荷量の両方によるもので、価格は年間を通じて緩やかに上昇すると述べました。
サンディスクの株式分割の詳細は?
サンディスクの取締役会は1株を8株に分割する株式分割を承認しました。同社によると、従業員を含め、株式をより購入しやすくすることが目的です。
- 基準日:2026年11月9日
- 割り当て:保有1株につき7株を追加で割り当て、11月19日の引け後に交付
- 分割後の価格での取引:11月20日の取引開始時から
株式分割によってサンディスクの時価総額は変わりません。11月20日以降、株価、EPS、業績見通しは、本記事で用いている分割前の数字の約8分の1になります。SNDKSTOCK_USDTを保有しているトレーダーは、契約に変更がないか、11月20日までにMEXCのお知らせを確認してください。
サンディスクの株価は決算にどう反応した?
SNDKは決算発表前の10月29日の通常取引で5.32%下落し、1,330.05ドルとなりました。時間外取引の値動きは、価格を取得したタイミングによって報道が分かれ、Benzingaは2.42%高、Investing.comはさらに2.63%安の1,295.05ドルと伝えています。
この動きは8月と同じパターンです。当時、SNDKは決算発表前の通常取引で5.4%下落し、業績見通しが予想と同程度にとどまったことから、翌日は6.81%安で引けました。
MEXCのSNDKSTOCK_USDTはどう動いた?
MEXCのサンディスク無期限先物契約SNDKSTOCK_USDT(1契約 = 0.001 SNDK)は24時間365日取引できるため、ナスダックが閉まっている間の反応もすべて確認できます。米東部時間(ET)午後4時の引け時点で、この契約は1,332.00 USDTでした。決算発表後の最初の1時間で、3.4%高の1,377.03 USDTまで上昇し、4.6%安の1,271.29 USDTまで下落した後、その1時間を1.7%安の1,308.76 USDTで終えました。この1時間の出来高は直前1時間の約8倍でした。
その後、契約価格は決算説明会の間にじりじりと下げました。米東部時間(ET)午後9時16分(北京時間10月30日午前9時16分)時点では1,271.04 USDTで、引け値比4.6%安でした(MEXC)。
24時間取引の契約では、米国市場が閉まっている間は板の注文が少なくなるため、価格が大きく変動する場合があります。この値動きはSNDKSTOCK_USDT先物取引ページで取引できます。証拠金と強制決済(清算)については、ガイド「MEXCで株式先物を取引する方法」で解説しています。
サンディスクは長期契約とデータセンター需要について何を語った?
- 長期契約:決算説明資料によると、8社の顧客がサンディスクの「New Business Model」契約を締結しており、下限価格ベースの最低契約売上高は939億ドル、金融保証は165億ドルです
- カバー率:これらの契約は、サンディスクの2027年度のビット供給の約半分、2028年度の約3分の2をカバーしています
- データセンター需要:サンディスクは、2027暦年のデータセンター向けビット需要が約40%増加すると見込んでいます
- 製品:サンディスクは当四半期に初の広帯域フラッシュ(HBF)ダイのテープアウトを完了し、来年サンプルを出荷する予定です
- 設備投資:総額ベースで売上高の3.4%で、2027年度は売上高比で1桁台半ばの水準に上昇する見込みです
サンディスクの決算をSKハイニックス、サムスンと比較すると?
メモリー大手3社はいずれも7〜9月期の決算を発表し、3社とも過去最高の業績となりました。SKハイニックスは、データセンター向けSSDの販売が拡大し、長期契約で2027年と2028年の生産能力の半分以上がカバーされていると述べました。サンディスクの数字も同じ変化を示しています。データセンター売上高は1四半期で61%増え、長期契約も今後の供給の同程度の割合をカバーしています。各社の業績はSKハイニックス2026年第3四半期決算とサムスン電子2026年第3四半期決算の記事をご覧ください。
過去の株価反応と次回の決算発表日については、サンディスクの決算発表日のページをご覧ください。
よくある質問(FAQ)
サンディスクの2027年度第1四半期決算はいつ発表された?
サンディスクは2026年10月29日(木)の米国市場引け後に2027年度第1四半期決算を発表し、米太平洋時間(PT)午後1時30分(米東部時間午後4時30分)に決算説明会を開きました。これは北京、香港、シンガポールでは10月30日(金)午前4時30分にあたります。
サンディスクの2027年度第1四半期決算は予想を上回りましたか?
はい。売上高110.3億ドルはコンセンサス予想の107億ドルを上回り、非GAAP EPS 49.51ドルも予想の47.15ドルを上回りました。売上高は前四半期比23%増でした。
サンディスクの2027年度第2四半期の業績見通しは?
サンディスクは2027年度第2四半期の売上高を122億〜126億ドル、非GAAP EPSを株式分割前ベースで55.00〜57.00ドルと見込んでいます。売上高の中央値124億ドルは、コンセンサス予想の122.3億ドルを約1.4%上回ります。
サンディスクの株式分割はいつ?
サンディスクの1株を8株に分割する株式分割は、2026年11月9日時点の株主名簿に記載された株主が対象です。新株は11月19日の引け後に交付され、分割後の価格での取引は11月20日に始まります。
好決算なのにサンディスク株が下がったのはなぜ?
サンディスクは売上高とEPSで予想を上回りましたが、第2四半期の売上高見通しはコンセンサス予想を約1%上回るにとどまりました。同様に差が小さかった過去の決算の後は翌日に株価が下落しており、MEXCのSNDK先物は米東部時間(ET)午後9時16分時点で4.6%安となっていました。
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