Microsoftは10月28日、2027年度第1四半期の売上高が922億8,000万米ドルとなり、前年同期比19%増、LSEG予想の906億9,000万米ドルを上回ったと発表しました。
Azureの売上高は48%増の331億7,000万米ドルでした。MicrosoftがAzureの売上高を米ドル金額で個別に公表したのは今回が初めてです。また、次四半期のAzure成長率は49~50%になるとの見通しを示しました。
CNBCによると、設備投資が市場予想を下回り、フリーキャッシュフローが予想を上回ったことを受けて、Microsoft株は時間外取引で約4%上昇しました。
MEXCでは、MSFTUSDT無期限先物契約が決算発表後の最初の1時間で2.7%上昇し、米国東部時間午後9時には3.1%高となりました。
要点まとめ
売上高: 922億8,000万米ドル、前年同期比19%増。LSEG予想の906億9,000万米ドルを上回りました。非GAAPベースの1株当たり利益(EPS)は4.89米ドルで、予想の4.73米ドルを上回りました。
Azure: 売上高は48%増の331億7,000万米ドル。前四半期の修正後成長率42%から加速し、Microsoft自身の44~45%という見通しも上回りました。
設備投資: ファイナンスリースを含む設備投資は452億米ドルで、会社側が示していた500億米ドル超を下回りました。一部の外部事業者からの計算能力の提供が遅れたためです。
受注残に相当する契約残高: 商用事業の残存履行義務(RPO)は前年同期比73%増の6,770億米ドルとなり、前四半期からはほぼ横ばいでした。
業績見通し: 第2四半期の売上高予想は960億~971億米ドルで、LSEGの市場コンセンサス956億米ドルを上回りました。
MEXCの値動き: MSFTUSDTは決算発表後の最初の1時間で532.05 USDTから546.33 USDTへ上昇し、決算説明会中には568.39 USDTの高値を付けました。資金調達率は0%のままでした。
Microsoftの2027年度第1四半期決算の概要
Microsoftの会計年度は7月1日に始まるため、2027年度第1四半期は2026年7~9月期に相当します。以下はMicrosoftの決算発表に基づく数値です。
売上高: 922億8,000万米ドル、前年同期比19%増。
営業利益: 459億2,000万米ドル、21%増。
純利益(GAAP): 366億3,000万米ドル、32%増。
希薄化後EPS: GAAPベースで4.92米ドル、非GAAPベースで4.89米ドル。前年同期はそれぞれ3.72米ドル、4.13米ドルでした。
Microsoft Cloud売上高: 639億米ドル、30%増。
株主還元: 配当と自社株買いを通じて102億米ドルを還元しました。
今回の非GAAPベースの数値では、MicrosoftによるOpenAIへの投資の影響のみが除外されています。この投資は本四半期に2億700万米ドルの利益をもたらしましたが、前年同期には31億米ドルの損失を計上していました。このため、GAAPベースのEPS成長率が非GAAPベースを上回りました。
新たな事業セグメントとAzure売上高の初の金額開示
Microsoftは事業セグメントを従来の3つから2つへ再編し、過去の業績も新しい区分に合わせて組み替えました。
Agents and Infra(AIエージェントとインフラ): 売上高768億米ドル、前年同期比25%増。Azure、Microsoft 365のクラウドサービス、サーバー製品のライセンス事業などを含みます。
Devices and Consumer(デバイスとコンシューマー): 売上高154億8,000万米ドル、3%減。Windows、デバイス、Xbox、検索事業を含みます。
Reutersによると、Azure売上高の331億7,000万米ドルは、Visible Alphaの予想328億4,000万米ドルを上回りました。
48%という成長率は、Microsoftが9月に導入した、従来より範囲を限定したAzureの定義に基づいています。この定義では、GitHubや一部の開発者向け・業界向けクラウドサービスが除外されています。同じ基準に基づく6月期の成長率は、当初発表の43%ではなく42%でした。したがって、48%と42%の比較が同一基準での正しい比較となります。
その他の事業では、Microsoft 365の商用クラウド売上高が17%増加し、トラフィック獲得費用を除く検索・広告売上高は12%増加しました。一方、Windows OEMとデバイスの売上高は22%減の35億5,000万米ドルでした。
Microsoft Cloudの売上総利益率は、前年同期の68%から66%へ低下しました。Microsoftは、売上構成がAzureにシフトしたことが要因だと説明しました。
設備投資は予想以下、フリーキャッシュフローは予想超え
ファイナンスリースを含むMicrosoftの設備投資は452億米ドルでした。前年同期比では約30%増加したものの、StreetAccount予想の506億7,000万米ドルを下回りました。
Microsoftは決算説明会で、予定していた外部事業者の計算能力の一部が四半期内に提供されず、納入が後ろ倒しになったと説明しました。また、支出の約4分の3は、チップやサーバーなど比較的耐用年数の短い資産に充てられました。
営業キャッシュフローは前年同期比29%増の580億米ドルとなりました。その結果、フリーキャッシュフローは186億米ドルに達し、Reutersが引用したVisible Alpha予想の85億4,000万米ドルを大幅に上回りました。
商用事業の残存履行義務(RPO)は前年同期比73%増の6,770億米ドルとなり、そのうち約30%が今後12か月以内に売上高として認識される見込みです。一方、商用事業の新規受注額は12%減少しました。
Microsoftの2027年度第2四半期の業績見通しは?
売上高: 960億~971億米ドル、前年同期比18~19%増。
Agents and Infra: 801億~807億米ドル。
Azureの成長率: 為替変動の影響を除く一定為替レートベースで49~50%。StreetAccountの市場予想45.1%を上回ります。
営業利益率: 前年同期からわずかに低下する見通しです。
設備投資: 次四半期は500億米ドル超。計算能力の提供遅延を反映し、2026年暦年の設備投資は約1,700億米ドルとなる見通しです。
Microsoftは、2027年度もフリーキャッシュフローの黒字を維持する見込みだと説明しました。
Reutersによると、コスト見通しには、Microsoftが10月26日に確認した希望退職制度に関連する費用の見積もりが含まれています。この制度の対象となる従業員は約6万人です。
当社が先に掲載したMicrosoftの2027年度第1四半期決算プレビューでは、Azureの約45%成長を重要な目安としていました。今回の実績と次四半期の見通しは、いずれもその水準を上回りました。
MEXCでMSFT先物は決算にどう反応しましたか?
Microsoftの決算発表と同時に、MEXCのMSFTUSDT無期限先物契約では価格の再評価が始まり、決算説明会の間も活発な取引が続きました。
2026年10月28日午前8時~午後9時(米国東部時間)のMEXC MSFTUSDTの時間足終値と取引額。出典:MEXC公開先物API。
価格: 米国東部時間午後3~4時の時間足は532.05 USDTで終了しました。決算発表後の最初の1時間では、価格が一時565.39 USDTまで上昇し、上昇率は6.3%に達しました。その後、この時間足は546.33 USDTで終了し、上昇率は2.68%となりました。決算説明会が行われた午後5~6時の間には568.39 USDTの高値を付けました。午後9時時点では548.30 USDTとなり、3.05%高でした。
取引活動: 決算発表後最初の1時間の取引額は約953万USDTで、それ以前の24時間における平均時間当たり取引額の約70倍でした。米国市場終了後の5時間の取引額は約1,585万USDTとなり、午前9時~午後4時に取引された303万USDTの5倍以上となりました。
指数価格に対するプレミアム: 最初の1時間の終値は指数価格を約10ベーシスポイント上回っていましたが、2時間目には約30ベーシスポイント下回りました。これは説明会中に価格が大きく変動した際の、当夜最大の乖離でした。その後、乖離は約5ベーシスポイント以内に収まりました。
資金調達率: MSFTUSDTの資金調達料は8時間ごとに決済されます。過去2日間のすべての決済で資金調達率は0%でした。これには、決算発表後最初の10月29日00:00 UTCの決済も含まれます。取引活動が急増しても、ロングポジションの保有コストは上昇しませんでした。
MEXCでMicrosoftの値動きを追跡する方法
MEXCのMSFTUSDT無期限先物契約では、Microsoftの決算発表時やNasdaqの取引時間外でも24時間365日、値動きを追跡できます。詳しくはMEXCで株式先物を取引する方法をご覧ください。
MEXCの現物市場では、Microsoft株式をトークン化した資産であるMSFTONも提供されており、Microsoftの株価へのエクスポージャーを得る別の方法となっています。
株式そのものの保有を検討している対象ユーザーには、MEXC RealStocksという別の選択肢があります。利用可能な地域と対応する証券を直接ご確認ください。
無期限先物契約には配当を含む株主権はなく、資金調達料、レバレッジ、強制清算などのリスクがあります。
Microsoftの過去の決算発表日や株価反応は、当社のMicrosoft決算日ページでも確認できます。
よくある質問(FAQ)
Microsoftの2027年度第1四半期決算は市場予想を上回りましたか?
はい。売上高922億8,000万米ドルはLSEG予想の906億9,000万米ドルを上回り、非GAAPベースのEPSは予想4.73米ドルに対して4.89米ドルでした。Azure売上高331億7,000万米ドルも予想を上回りました。
2027年度第1四半期のAzure成長率は?
Azure売上高は48%増の331億7,000万米ドルでした。実際の為替レートベースと一定為替レートベースの両方で48%増となり、前四半期の修正後成長率42%から加速しました。
Microsoftの2027年度第2四半期の業績見通しは?
Microsoftは売上高を960億~971億米ドル、Azureの一定為替レートベースの成長率を49~50%と予想しています。設備投資は500億米ドルを超える見通しです。
MicrosoftのGAAPと非GAAPのEPSが異なる理由は?
非GAAPの業績では、MicrosoftによるOpenAIへの投資の影響を除外しています。今四半期はこの投資から2億700万米ドルの利益が発生したため、GAAPベースのEPSは4.92米ドルと、非GAAPベースの4.89米ドルをわずかに上回りました。
Microsoftの新しい報告セグメントは?
2027年度からMicrosoftは、AzureやMicrosoft 365のクラウド事業を含むAgents and Infraと、Windows、デバイス、Xbox、検索事業を含むDevices and Consumerの2つに分けて報告しています。
MEXCでMSFT先物は決算にどう反応しましたか?
MSFTUSDTは決算発表後最初の1時間で2.68%上昇し、決算説明会中には最大6.8%高となりました。米国東部時間午後9時時点でも3.05%高で、資金調達率は0%のままでした。
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