YZi Labsは、機関投資家向けに設計されたHash GlobalのBNB Holdings Fundへ1億ドル(約156.8億円)を投資すると発表した。
規制の明確性と保管体制を備えた形でBNBエコシステムへのアクセスを提供し、従来型金融機関の参入を後押しする動きとなる。YZi Labsは、Hash Globalが運営するBNB Holdings Fundに1億ドルの戦略的投資を実行。YZi Labsは2025年1月にBinance Labsからブランド名を変更し、現在は100億ドル規模の資産を管理する投資部門としてWeb3に加え人工知能やバイオテクノロジー分野にも投資を広げている。
BNB Holdings Fundは、銀行やファンドなどの機関投資家がオンチェーン運用を直接行うことなく、規制の明確性とカストディ体制を確保しながらBNBエコシステムの収益機会に参加できるよう設計されたファンドである。Hash GlobalはBNB Chainの初期バリデータの一社であり、これまでに80以上のWeb3ベンチャーへ投資してきた実績を持つ。
YZi Labs責任者のエラ・チャン(Ella Zhang)氏は「BNBは魅力的な利回りを持つ基礎的なユーティリティ資産となり、将来の金融インフラの原動力となる」と述べた。ファンドは価格上昇益に加え、ローンチパッド割り当てやエアドロップ、保管利回りなど複数の収益源を組み合わせ、設立以来32.5%の収益率を記録している。また2週間ごとの流動性を投資家に提供している。
BNBチェーンは1日あたり500万人を超えるアクティブユーザーを抱え、7億6,000万の固有アドレスを蓄積している。
ネットワークは1秒あたり2万件のトランザクションを1秒未満のファイナリティで処理できるよう最適化されている。Hash Global創設者のKK氏は「BNBの制度化は単なるポートフォリオへの組み込みではなく、資本とエコシステム開発の構造的整合として捉えるべきだ」と述べた。同氏は上場投資商品やステーキングによる受動的なエクスポージャーとは異なり、エコシステムへの積極的な参加を重視するモデルであると強調した。
市場では地政学的緊張が高まる中でリスク資産全体に不安定な動きが見られるが、BNBは本稿執筆時点で630ドル前後で推移している。機関投資家向けファンドの拡充は、規制された形でBNBへアクセスしたい資本の受け皿として位置付けられる。
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