米富豪ジェフリー・エプスタイン氏による一連の性犯罪・人身売買疑惑に関連する「エプスタイン文書」の公開により、国際的な波紋が広がっている。

こうした中、千葉工業大学は2月19日、NADA NEWSの取材に対し、同大学学長を務める伊藤穰一氏について、一連の事件への関与を否定する回答を寄せた。

NADA NEWSの問い合わせに対し、同大学はまず、一連の騒動で渦中の人物となっている伊藤穰一氏と、現学長が同一人物であることを認めた。

その上で、2023年の学長就任にあたり、米マサチューセッツ工科大学(MIT)による第三者調査報告書等の精査を含むバックグラウンドチェックを実施したとし、「違法または不適切な行為は確認されていない」と明言した。

また、公開されている司法省の最新資料についても、大学側は内容を確認した上で本人への事実確認を行った。

大学側はNADA NEWSに対し「新たな事実や懸念事項は確認されていない」と説明し、伊藤氏本人からも「犯罪行為や不正行為には一切関与しておらず、そのような行為を目撃したこともない」との説明を受けているという。

伊藤氏はデジタルガレージの共同創業者であるほか、デジタル庁の「Web3.0研究会」の構成員を務めた経歴を持つ。

また最近では、日本発のレイヤー1ブロックチェーン「Japan Smart Chain」の共同創業者を務めるなど、暗号資産界やWeb3界においても大きな影響力を有している。

米司法省が大量の資料を新たに公開した1月以降、世界各地でエプスタイン氏との関係が露呈し、要職を辞任したり刑事捜査を受けたりする事案が相次いでいる。

こうした情勢下において、千葉工業大学はNADA NEWSに対し、現時点での調査結果に基づき「これ以上の内容をお答えすることができない」として、学長としての適格性に問題はないとの立場を示している。

|文:栃山直樹
|画像:Japan Smart Chainウェブサイトから(キャプチャ)

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