ドナルド・トランプ大統領が共和党の上下両院議員から異論を突きつけられることは滅多にない――しかし今は選挙イヤーであり、トランプの支持率が共和党仲間に大きなダメージを与えている。
連邦下院議員のドン・ベーコン(共和党・ネブラスカ州)は、激戦となる2026年中間選挙において「安全な」議席を持たない共和党議員の一人だ。ベーコンはオマハ市街地を含むネブラスカ州第2選挙区の激戦スイング議席を保持しており、2024年の選挙では郊外の支持を主な原動力として、50.9%対49.1%という僅差で勝利を収めた。
この紙一重の差こそが、ハフィントン・ポストのライター、イゴール・ボビッチが土曜日にベーコンによるトランプ批判――トランプをロシアの権威主義者ウラジーミル・プーチンの同盟者と見なす発言――を投稿した理由の一つかもしれない。
「セドナ・フォーラムでの発言で……ベーコンはトランプが現時点でロシアへの対応に『完全に失敗している』と述べた」とボビッチはXに投稿した。「大統領とそのチームが、ゼレンスキー〔ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領〕よりプーチンを優遇していることは明らかだ。」
ベーコンは、トランプとロシアの実力者で暗殺の疑いを持たれているプーチンとの関係について独自の見解を持っているようだ。先ごろベーコンは超党派の取り組みに参加し、「ロシアの信仰への戦いに対抗する法案(Countering Russia's War On Faith Act)」の導入に動いた。プーチンによる「ウクライナへの残忍な侵略は、民主主義・自由市場・西側との連携を求める国家への攻撃であるだけでなく、宗教コミュニティを弾圧・迫害する意図的なキャンペーンをも含んでいる」と訴えている。
「『ロシアの信仰への戦いに対抗する法案』により、こうした虐待を完全に記録し、制裁を通じて責任者に責任を取らせることが確保される。ウィルソン議員および同僚らとともに、宗教の自由とウクライナ国民のためのこの超党派の取り組みに加われることを嬉しく思う」とベーコンは付け加えた。
一方、トランプの支持率は2期にわたる在任期間中の最低水準に達しており、米国経済への対応に対する評価は、トランプ自身が人気の面で頻繁にやり玉に挙げてきた元大統領ジミー・カーターをも下回る水準に落ち込んでいる。


